りづおさんのブログ

雑記とか・・メモ帳とか・・・心の叫びとか・・普通の日記とかつづっていきます

「誠実な人」がいいのに「遊んでいる人」を好きになるのはなぜ?

ヤンキー文化の悪影響だと思います

例えば私は大相撲でも、ヤンキーあがりの千代大海なんかよりは年は一緒でも父親の事を尊敬して絶対ぐれたりせず、真面目に堅実に誠実に精進して大関になっ た栃東の方が立派だと思うんですが、昔のニュース23あたりでは筑紫哲也さんが千代大海優勝パレードを評して『昔不良で警察のお世話になった奴が、今は警 察を従えてパレードってロマンを感じるし面白いよね』とか言っていました。
あしたのジョーでも確かそんなセリフを丹下段平が云うシーンがあって、このマンガも団塊世代に愛読されたとか聞きます。

ヤンキーマンガや不良漫画が昔人気があったのも、似たような意識によるのでしょうか?
他にも、例えばドストエフスキーだって反体制活動をして刑務所にぶち込まれたから尊敬されているような気がします。人間や社会に関する洞察に限っていうならモームだって同じくらい深く洞察してると思いますが何故か彼は世間一般の評価としては『通俗作家』です。

平凡とか堅実とか、或いは誠実、通俗っていうのはむしろ普遍の別名ではないのでしょうか?
なんでやたら不良や反体制にロマンをみたがるのか、理解できません。