りづおさんのブログ

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8億の熊手

みんなの党の渡辺代表が、DHCの会長から個人的に8億を借り入れ、8億の熊手というものを買って辞任した件となります(笑)
ここは資金の用途よりも、8億の熊手を公開して欲しかったわけですがwww
個人での借り入れであって法的には資産公開法が疑わしいわけですが、贈収賄とかではないわけで、代表の辞任の落とし所で問題はないと思います。
DHCの会長にしても、自社が儲かるための規制緩和のために貸したみたいなもんで、決して真っ白な存在でもないし、他にも貸してる人がいるなら、渡辺氏だけではなく、そっちも公開しないと、それはそれで卑怯な気がしますがね。
渡辺氏の件については、本人の弁では個人的な政治活動(みんなの党の代表としてもあるだろうが)で、党の運営にはある程度お金が必要なのは事実ですが、政党助成金で借金を返済したどっかの某都知事よりはマシなのではないでしょうかねwww
そんなに法律違反で議員辞職を迫るなら、辞めさせるべき議員はいくらでもいるわけで、外野で綺麗ごとを主張して、何かあったらすぐ辞任しろとかいうような声を上げるというのも、現代社会の問題のような気がしないでもありません。

実際に選挙資金として使用されたとして、選挙資金としてはこんなところですか。
2010年の参議院議員選挙では、みんなの党は、44人(選挙区21人、比例区23)が立候補しています。選挙の結果は、選挙区3人、比例区7人 が当選しています。全員の供託金は、約2億円です。また、2012年の総選挙では、みんなの党は、69人(小選挙区は65人、比例代表68人《重複あ り》)が立候補しています。結果は、小選挙区4人、比例14人の合計18人が当選しました。供託金は、約4億円くらい。
供託金は、一定以上の票(衆議院小選挙区は有効投票総数の10分の1)が取れれば、返ってきますが、そうでない場合は国庫に没収されます。
衆議院参議院選挙の一人あたりの選挙費用は、マトモに戦うには3000万くらいは必要となるわけで、選挙制度の問題もあるけど、弱小政党の党首 というのは資金面で苦労を強いられるわけです。固定のスポンサーがいればいいんだけど、自民党であれば長年の信用で党が借りることが出来るし、民主党も政 党助成金が入るまでは実質鳩山氏の資金でやってきたわけです。
そういった意味では、議員が半分近く逃げられるわ、事情も分からない輩のマッチポンプで、辞任に追いやられる渡辺代表には、少し同情するくらいですがね。

みんなの党自体、自民党民主党の寄せ集め的な政党で、2009年の衆院選と2010年の参院選民主党への票を分散させるために作られた政党みたいなもので、今回の騒動でみんなの党としての役割は終えたような気がします。
これからになりますが、みんなの党については渡辺代表の辞任で、一応党としての体裁は保てるとは思いますが、実際に問題になるのは結いの党の方だったりするwww
渡辺代表がみんなの党時代に「結いの党」の人を含めて配った選挙(裏)資金は、一人あたり3000万円らしいのですが、この説明をどうするんですかねwww
渡辺代表の個人商店とはいえ、一応党の事を考えて危険な橋を渡ったにも関わらず、信念かどうかは分かりませんが、比例議員を10名以上連れて、政 党助成金のために離党して、この騒動を引き起こしたことについては、かなり心情が悪いわけで、次の選挙までただ採決のために座ってるだけの存在にしかなら ないでしょう。
もっともこんな政党支持する人がいるのか疑問ですがねw
維新の会と結いの党も合流するとはいいますが、恐らく政界再編で動くなら、維新の会も割れるでしょう。あとは民主党の役割は終わったので、民主党を離党する議員も出てくるでしょう。
どっちにしても、今の枠組みは面倒臭いのも事実で、政界再編で分かりやすい形で再編してくれとだけは思いますね