りづおさんのブログ

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啓文堂書店、元少年の手記を販売中止 神戸児童連続殺傷

その犯人、元少年Aというペンネームなのかなんなのか、知らんが、18年の時を経て、手記を発表した。
結論というか、オチまで読んでくれたら幸いだ。


神戸児童連続殺傷事件。
当時、犯罪心理に詳しい学者も元刑事も、その予想や推理を大きく外した、それぐらい当時の日本では異例で衝撃的な事件だった。

もちろん、未成年なので名前を公表することはなかった。

賛否いろいろあるのは当然だろう。
言論の自由だから、手記の出版は許される。
被害者遺族への配慮が足りない。もしくは無い。
犯罪を誘発する。(未だに酒鬼薔薇聖斗を模倣するような事件が絶えない)
犯罪者が印税で儲けていいのか。

販売をしない、という結論は個々の書店の裁量でいいと思う。
店によっては、良質な内容の本は販売されず、売れる本だけを売る書店もある。
それも自由だろう。
手記の出版が問題なら、司法に訴え、司法の判断を委ねるべきだ。



ところでね。
うん。今までは前置き。
前置きが長いのが、タクの悪いクセだ。

酒鬼薔薇聖斗と名乗った元少年A。
どのような人が犯罪を起こしたのか、それを報道する術は(無くは無いが)今の日本にはない。
未成年犯罪の実名報道はしない。
しかし、「絶歌」を書いた32歳の男性が、どのような男性かを報道する規制はないよ。
だって、著者の元少年Aって、やっぱりペンネームだもんね。
手記と著者が言っていても、それがノンフィクションかフィクションなのか、実名報道がないか確認を取る術がないからね。建前上は。